あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら 汐見夏衛
こんばんは。
今日も充実した毎日を送る凸凹のぼこです。
中高男子校ということもあり、
学生青春恋愛ストーリーを読みがちです笑
今日紹介するのは私が注目してる作家さん
汐見 夏衛さんの"あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら"です。
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目次
★出版社
★ページ数
★読みやすさ度
★テーマ
★あらすじ
★感想、学べること
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★出版社
スターツ出版文庫
ライトノベルが多い印象の出版社ですね。
中高生から大人まで幅広く読みやすい本がそろっています。
★ページ数
272ページ
★読みやすさ度
☆☆☆☆☆
通勤中に読んでましたが1週間で読めてしまいました。
★テーマ
恋愛×戦争×ファンタジー×人間関係
★あらすじ
親や学校、すべてに苛立ちを感じていた中学2年生の女の子百合。
ある日、母親とけんかをし家を飛び出す。
向かった先は裏山。
そこの昔戦争時に使われていた防空壕で眠りにつく。
目を覚ますとなんと70年前の1945年、
ちょうど戦争中の日本。
そこで助けてくれた20歳の軍人佐久間彰。
彰の誠実さ、やさしさに惹かれだんだんと恋に落ちる百合。
しかし、彰は特攻隊の軍人。
ついに出撃の日を迎える。
百合は現代に帰れるのか、彰は本当に特攻に行ってしまうのか、、、
★感想、学べること
私は近代史が大嫌いで戦争のことが無知でした。
戦争なんでするんだ?と思っていました。
それでも当時の日本の人たちがどんな気持ちで
毎日を生きていたのか、戦争に行ったのか。
そんな現代では学べないことが学べます。
男は戦争に行き、女は家や工場を守る。
今は男女平等!!が主流であるが、
男性はすごい!という価値観の根源が垣間見れた気がします。
命の尊さ、"私たちに生きる権利があり、
他人に奪われる資格はない"。
そんな当たり前が覆される1冊です。
生きていることの喜び、幸せを改めて感じることができました。
今日はここまで。
ほなおおきに~♪